日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

日比谷高校第一志望ながら、日比谷、開成、塾高のどこに入学すべきか、都立合格発表まで悩んだ父親が贈る、上をめざす君と家族を応援する徒然日記

悩むより志望校に聴け! 日比谷高校入学相談会12月最終開催

2017年12月10日更新:
日比谷高校星陵像


 内申点が確定するこの時期、想定した内申点を確保できた受験生、期待した点が確保できなかった受験生、そして思いがけず高い内申点を取ってしまった受験生それぞれの悩みがあると思います。

本ブログでも、最近の内申点と合格点の検証をお届けしていますが、今年も受験生のレベルが一段と高まりそうな気配の中、実際に合格を確認するまでは様々な不安が消えないのは自然な気持ちです。

そんな受験生と保護者の不安を解消すべく、日比谷をはじめとする都立の各高校では、中学校との三者面談が始まる志望校選定時期のこの12月に、最後の受験相談会や学校説明会を実施します。

今回は、志望校選定や受験最後の勉強方法で悩める君のために、入試直前情報第2弾として、最後の学校訪問機会についてお知らせします。

 

12月9、16日 日比谷高校入学相談会

 まずは情報を見てみましょう。

日比谷高校

<2017年入学相談会>
 中学3年生対象の入学者選抜個別相談

 12月9日(土) 終了

 12月16日(土) 13:00 - 16:00
(受付時間 12:30 − 15:30)

 場所: 図書館

 事前申し込み不要

詳細は日比谷高校HPまたは以下のURLから案内が確認できます。

*入学相談会* HIBIYA HIGH SCHOOL


例年何組ほどの参加があるか分かりませんが、思いがけず多くの来場者がある可能性も十分考えられますので、出かける気持ちのある君は、時間に十分余裕をもって参加することをお勧めします。
そして長時間の待機に備えて、座右の参考書などは必ず持参しましょう。

上記案内には、相談会開催の目的は以下のように書かれています。

「中学校での三者面談や志望校決定に向けての参考、今後の勉強への励みにしていただく


多くの教職員が土曜日に対応するのですから、学校側も本気です。

受験に向けて不安な気持ちが消えない受験生や保護者の方は、どんな些細な心配であっても、遠慮せずに実際に出向いて行って何でも相談するのが良いと思います
学校側も、真摯な受験生の悩みを鼻で笑ってあしらうようなことはしないでしょう。

もちろん、入試や学校生活に係るどんな質問をぶつけても、それが故に実際の試験や面接でマイナス点になるという事はないでしょう。
混雑状況によっては参加者の時間的な相互配慮は必要ですが、直前期の勉強の励みに、ただただ日比谷への熱い思いを語ってすっきりして帰る、ということもありでしょう。

そして今年は特に、両親との同居制限が緩和された都立高校受験資格について、直接学校側に資格の有無を確認するチャンスでもあります。

『都内公立中学校以外からの受検を希望される方は、具体的に御相談ください。』

とわざわざ掲載しています。
平成30年度入試から、介護や海外勤務など、特別な事情がある場合は、両親と都内同居ができない場合でも、都立高校受験資格を得る可能性があります。

そして相談会では校内の自由見学はできませんが、校門から図書館まで歩く間に、構内の雰囲気は十分うかがえると思います。また廊下や控え室の窓から、議員会館越しに国会議事堂を望むことができるかもしれません。

 

西、国立、青山、戸山高校説明会

 12月9日同日に、西高、国立高でも受験生向け説明会が行われます。

西高校

<学校説明会>

 12月9日(土) 終了

 ・中学生400名
 ・西高の特色ある教育について
 ・平成30年度入学者選抜について

<入試問題解説会>

 12月9日(土) 終了

 ・中学生のみ400名
 ・西高の特色ある教育について
 ・平成29年度入試結果について

 事前電子申請が必要

 平成29年度 西高校説明会

正式な説明会などの他に、授業や施設を見学する個別の随時見学を受け付ける旨がホームページに記載されていますから、何かあれば遠慮せずに学校に直接聞くのが良いと思います。

 

国立高校

<学校説明会>

 12月9日(土)終了

 ・中有学生・保護者対象
 ・終了後部活の見学も可能

 事前電子申請が必要

そして今年特徴的なのが、校長先生が生徒及び保護者の相談を直接受ける『校長個別相談会』を開催していることです。
通常業務で利用しているアドレスか分かりませんが、岸田校長自身のメールアドレスを直接公開して受け付けるという熱の入れようです。


<国立高校 校長個別相談会>

 12月9日(土)終了

 12月16日(土)9:00-12:00/15:00-17:30

 ・中学生・保護者対象
 ・1家族15分 

国立高校校長個別相談会

 

青山高校

学校公開

青山高校 授業公開・学校説明会

12月と2月の説明会が残っています。


戸山高校

土曜学校見学会

戸山高校 土曜学校見学会

入試直前の1月、2月の見学会が残っています。

その他の進学指導重点校でも、この時期には学校説明会や入試相談会などが行われますから、志望校選びや受験勉強の悩みがある君は、一息入れるつもりで、憧れの志望校に足を運んでみるのもよいかもしれません。
今後の励みという、机に半日向かう以上の効果が実際あるように思います。

この時期みんな悩んでみんないい

この年の試験に臨んだわが子の場合、結果的に素内申が30あれば合格圏内にあったことが今回初めて理解できました。

こうして結果が明らかとなれば、合格発表当日まで受かるかどうかドキドキ心配した日々は何だったのだろうという感じですが、情報がないというのはそういうことです。

内申点と合格点の探求 ~何点必要か?確認編 - 日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

 

 平成28年度の日比谷を受験した我が家の場合、結果的に相当の余裕をもって合格したことが、本ブログでの検証を通じて初めて理解できました。
終わってみれば何でもない事も、その時その瞬間は、不確定という解消することのない不安と共存しながら、日々悶々と過ごすしかないのです。

受験生の君だけでなく、保護者もみんな落ち着きません。

性格による受け止め方の違いはあるにせよ、誰もが同じだと思うのです。
不確実性は誰の上にも平等に降り注ぐ現実
未来が今ここには存在しないのと同じように。
だから悩んでいいんです。不安になってもいい。それが当たり前なんですから。

模試の結果が良ければ本番も同じように点が取れるか悩むし、結果が悪ければ本番はどうなってしまうのかと悩む。

内申が高ければ、試験当日に失敗しないだろうかと心配になるし、もう一つ上の高校を狙おうかと新たに悩む。
内申が低ければ試験で挽回できるだろうかと心配するし、志望校を一つ落としたほうが良いだろうかと悩む。

あるいはインフルエンザにかかって力を発揮できなかったらどうしようかとまた悩む。

不安は受験の共通パートナー。終わるまで振切ることはできません。
そして高校側も、それを知っています。

もう一度、今回日比谷高校が君のために開催する相談会の目的を見てください。

「中学校での三者面談や志望校決定に向けての参考、今後の勉強の励みにしていただきたい」

具体的な受験相談などなくても、日比谷の先生方に受験の不安をぶつけに行ってもいいんです。あるいは入学後の夢の実現を確認してもいい。
それで君の気持ちが楽になって、受験に前向きに取り組むことができるようになるならば、それで学校側もうれしいに決まっている。それが相談会の意味なのです。
そんな前向きな君の行動や言葉を、誰も咎めなどしない。笑いなどしない。
若い君のその悩みは、これからの社会の財産なのですから。

日比谷高校の受験の悩みは、日比谷高校に聞くのが一番いいに決まっています。
こんな質問をしたら恥ずかしいのではないかと、そんなことを悩むことはないのです。

 

平成30年入試は信念強く望むべし

 わが子が受けた平成28年度の入試では、4教科内申点強化と特別枠選考の廃止によって、学力上位の受験生の敬遠が進むという誤った情報がネット上に蔓延していました。

おそらくはその影響もあり、内申不安者が多い男子の倍率は例年より下がり、内申高めの女子の倍率は例年より上がる結果となりました
しかしふたを開けてみれば、平成28年入学組は近年で最も優秀な生徒が集まったと、学校側が保護者会や生徒に向けて発信するような結果となったのです。
そして平成29年入学組は更に一段レベルが上がったと学校が保護者に発信しています。

ですからネット上の誰かのつぶやきなど、気にすることはないのです。
そして君の受ける平成30年入試では、性質の異なる様々な情報により、29年入試までと比較しても更に混沌とした状況に包まれているように思います。

  • 自校作成問題の復活
  • 2020年大学入試改革への対応
  • 国立大学附属改革への進学不安
  • 中高一貫高校入学への懸念
  • 各種メデイアでの日比谷特集
  • 東京大学50人超えによる評価の定着
  • 理Ⅲ含む東大推薦2名合格
  • 慶應義塾高試験日の変更(平成29より)
  • 推薦入試配点の変更(平成29より)

むしろ多くの情報が、学力上位層の都立トップ校への志向を強く促しているように思います。

現在の日比谷高校は、50年前の学校群制度導入とは逆の前向きな意味で、当時と同様に混沌とした社会的価値観の再構築の過渡期の中にあると思うのです。

トランプ後の世界を多くの人が漠然と不安に思っているように、既存価値観が転換する歴史的な移行期にあっては、社会は一時的に不確かな状態に陥るのです。
信じられないようなニュースが信じられないタイミングで飛び込んでくる。全てが繋がっているように思います。その中で、多くの受験生や保護者の方が迷っています。どこを選び、どこに進めばいいのだろうと。

こうした状況の中、どんなに優秀な生徒も不安にならないわけがありません
君は不安であることを過度のストレスに感じなくてもいい。それが自然な感覚です。

半世紀前と異なる点は、情報化社会が進歩していることです。
ただ情報化の発達は、様々な情報を容易に得ることができると同時に、不安心理を必要以上に煽られるということでもあります。
ですから受験生の君には、スマホでの受験に関する掲示板情報の検索を必要以上に行わないことをお勧めします

本ブログを含むウェブ上の誰かの意見に耳を傾けるよりも、塾の先生に相談するよりも、君が目指す高校の先生方の声に耳を傾け、悩みや疑問を直接ぶつけてみたらいかがでしょうか。
スマホ上の価値観ではなく、自分の五感を信じる方が君らしい。

悩める君はウェブ上の想像の産物を必死にかき集めるよりも、ちょっと半日、紅葉降り注ぐ星陵の丘に足を運んで憧れの高校の土を踏み、君のために待っていてくれる先生方に会いに行ってはいかがでしょうか。

具体的な回答が得られなかったとしても、受験本番までの励みになればそれで十分ではないでしょうか。あるいはライバルたちの顔を見て、また気持ちを引き締める。

日比谷の先生方はみな、これからの学校や社会のリーダーとなるべき真摯に悩める君の力になることを、きっと待っていると思います。
逆に、既に悩むことなく目標に一直線の君は、その力強い信念を持ち続け、そのまま迷うことなくゴールに向かってしっかりと進むことができるよう応援しています。

ではまた次回。


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