日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

日比谷高校第一志望ながら、日比谷、開成、塾高のどこに入学すべきか、都立合格発表まで悩んだ父親が贈る、上をめざす君と家族を応援する徒然日記

悩むより志望校に聴け! 日比谷高校入学相談会最終開催

日比谷高校星陵像


 内申点が確定するこの時期、想定した内申点を確保できた受験生、期待した点が確保できなかった受験生、そして思いがけず高い内申点を取ってしまった受験生それぞれの悩みがあると思います。

本ブログでも、平成27年、28年2ヵ年の内申点と合格点の検証をお届けしていますが、今年も受験生のレベルが一段と高まりそうな気配の中、実際に合格を確認するまでは様々な不安が消えないのは自然な気持ちです。

そんな受験生と保護者の不安を解消すべく、日比谷をはじめとする都立の各高校では、中学校との三者面談が始まる志望校選定時期のこの12月に、最後の受験相談会や学校説明会を実施します。

今回は、志望校選定や受験最後の勉強方法で悩める君のために、入試直前情報第2弾として、最後の学校訪問機会についてお知らせします。

 

12月10日 日比谷高校入学相談会

 まずは情報を見てみましょう。

日比谷高校

<入学相談会>
 中学3年生対象の入学者選抜個別相談

  12月10日(土) 13:00 - 16:00

  12月17日(土) 13:00 - 16:00

  場所: 図書館
  20ブースでの日比谷教職員の個別相談

 事前申し込み不要

詳細は日比谷高校HPまたは以下のURLから案内が確認できます。
http://www.hibiya-h.metro.tokyo.jp/pdf/28nyuugakusoudankai.pdf


例年何組ほどの参加があるか分かりませんが、今年は同時に20組の相談を受ける体制で望むことが案内されています。
1組30分の相談時間として1日120組、1時間話し込んでも60組となりますから、100組程度の来場は想定しているように思います。

思いがけず多くの来場者がある可能性も十分考えられますので、出かける気持ちのある君は、時間に十分余裕をもって参加することをお勧めします。
そして長時間の待機に備えて、座右の参考書などは必ず持参しましょう。

上記案内には、相談会開催の目的は以下のように書かれています。

「中学校での三者面談や志望校決定に向けての参考、直前期の勉強への励みにしていただきたい」


教職員が2週連続20名体制で対応するのですから、大部分の先生が参加する事となるでしょう。よく言う、面倒見がいいというのは、こういうことを指すのだと思います。
高校側も本気です。

受験に向けて不安な気持ちが消えない受験生や保護者の方は、どんな些細な心配であっても、遠慮せずに実際に出向いて行って何でも相談するのが良いと思います
学校側も、真摯な受験生の悩みを鼻で笑ってあしらうようなことはしないでしょう。

もちろん、入試や学校生活に係るどんな質問をぶつけても、それが故に実際の試験や面接でマイナス点になるという事はないでしょう。
混雑状況によっては参加者の時間的な相互配慮は必要ですが、直前期の勉強の励みに、ただただ日比谷への熱い思いを語ってすっきりして帰る、ということもありでしょう。

今回は校内の自由見学はできませんが、校門をくぐって写真の星陵像の前を通り、正面玄関から控室となっている13R、14R、15Rまで歩く間に、構内の雰囲気はうかがえると思います。
ちなみにRはルームと読みます。13Rは1年3組のことです。
控室に指定された3教室の窓からは、記憶が確かならば、議員会館越しに国会議事堂を望むことができたように思います。

 

西、国立高校の学校説明会

 12月10日同日に、西高、国立高でも受験生向け説明会が行われます。

西高校

<学校説明会>

 12月10日(土) 10:00 - 11:30
  ・ 西高の特色ある教育について
  ・ 平成29年度入学者選抜について

<入試問題解説会>

 12月10日(土) 14:00 - 16:00
  ・ 西高の特色ある教育について
  ・ 平成28年度学力検査問題について

 場所: 視聴覚ホール
 定員: それぞれ400名

 12月8日(木)までに事前申し込み必要
(12月3日現在 午前は満員・午後受付中)

WEB申し込みは以下のURLから
  都立西高・各種説明会 


正式な説明会などの他に、授業や施設を見学する個別の随時見学を受け付ける旨が記載されていますから、何かあれば遠慮せずに学校に直接聞くのが良いと思います。

 

国立高校

<学校説明会>

 12月10日(土)13:30 - 14:30

 場所: 体育館・部活の見学も可能

 小学生の参加可(定員は不明)

 事前申し込み必要(締切日不明)
 (12月3日現在申し込み受付中)

WEB申し込みは以下のURLから

  学校説明会
 

その他の進学指導重点校でも、この12月10日には学校説明会や入試相談会などが行われますから、志望校選びや受験勉強の悩みがある君は、一息入れるつもりで、憧れの志望校に足を運んでみるのもよいかもしれません。
今後の励みという、机に半日向かう以上の効果が実際あるかもしれません。

青山高校

12月学校説明会・入試問題解説会
http://www.aoyama-h.metro.tokyo.jp/mokuji08.htm

戸山高校

12月学校見学・入試問題解説会
http://www.toyama-h.metro.tokyo.jp/

八王子東高校

12月入試個別相談会・公開授業
説明会等の予定

立川高校

12月入試問題体験会
http://www.tachikawa-h.metro.tokyo.jp/zen/06008.html

 

 

この時期みんな悩んでみんないい

この年の試験に臨んだわが子の場合、結果的に素内申が30あれば合格圏内にあったことが今回初めて理解できました。

こうして結果が明らかとなれば、合格発表当日まで受かるかどうかドキドキ心配した日々は何だったのだろうという感じですが、情報がないというのはそういうことです。

内申点と合格点の探求 ~何点必要か?確認編 - 日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

 

 平成28年度の日比谷を受験した我が家の場合、結果的に相当の余裕をもって合格したことが、このブログを書くようになって初めて理解できました。
終わってみれば何でもない事も、その時その瞬間は、不確定という解消することのない不安と共存しながら、日々悶々と過ごすしかないのです。

受験生の君だけでなく、保護者もみんな落ち着きません。

性格による受け止め方の違いはあるにせよ、誰もが同じだと思うのです。
不確定は誰の上にも平等に降り注ぐ現実
未来が今ここには存在しないのと同じように。
だから悩んでいいんです。不安になってもいい。それが当たり前なんですから。

模試の結果が良ければ本番も同じように点が取れるか悩むし、結果が悪ければ本番はどうなってしまうのかと悩む。

内申が高ければ、試験当日に失敗しないだろうかと心配になるし、もう一つ上の高校を狙おうかと新たに悩む。
内申が低ければ試験で挽回できるだろうかと心配するし、志望校を一つ落としたほうが良いだろうかと悩む。

あるいはインフルエンザにかかって力を発揮できなかったらどうしようかとまた悩む。

不安は受験の共通パートナー。終わるまで振切ることはできません。
そして高校側も、それを知っています。

もう一度、今回日比谷高校が君のために教職員20名体制で開催する相談会の目的を見てください。

「中学校での三者面談や志望校決定に向けての参考、直前期の勉強の励みにしていただきたい」

具体的な受験相談などなくても、日比谷の先生方に受験の不安をぶつけに行ってもいいんです。あるいは入学後の夢の実現を確認してもいい。
それで君の気持ちが楽になって、受験に前向きに取り組むことができるようになるならば、それで学校側もうれしいに決まっている。それが相談会の意味なんです。
そんな前向きな君の行動や言葉を、誰も咎めなどしない。笑いなどしない。
若い君のその悩みは、これからの社会の財産なのですから。

日比谷高校の受験の悩みは、日比谷高校に聞くのが一番いいに決まっています。
こんな質問をしたら恥ずかしいのではないかと、そんなことを悩むことはないのです。

 

平成29年入試は信念強く望むべし

 平成28年度の入試は、4教科内申点強化と特別枠選考の廃止によって、学力上位の受験生の敬遠が進むという誤った情報がネット上に蔓延していました

おそらくはその影響もあり、男子の倍率は例年より下がり、女子の倍率は例年より上がる結果となりました

しかしふたを開けてみれば、平成28年入学組は近年で最も優秀な生徒が集まったと、学校側が保護者会や生徒に向けて発信するような結果となったのです。
特に上位層の学力が例年になく高く、しかも全体としても悪くないのだと。 

学力最上位の受験生であれば、内申点30そこそこで十分合格できる可能性が残されていますから、大部分の対象者は特別枠を利用するまでもなく合格圏に達すると思うのです。

内申点と合格点の探求 ~何点必要か?確認編 - 日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

ネット上の誰かのつぶやきなど、気にすることはないのです。


そして君の受ける平成29年入試は、性質の異なる様々な情報により、28年入試と比較しても更に混沌とした状況に包まれているように思います。

  • 東京大学50人超え
  • 理Ⅲ含む東大推薦2名合格
  • 雑誌やウェブ情報誌での日比谷特集
  • 慶應義塾高の試験日の変更
  • 学芸大学附属高への進学不安
  • 一貫校途中入学への懸念
  • 推薦入試配点の変更
  • 2020年大学入試改革

多くの情報が、学力上位層の都立トップ校への志向を強く促しているように思います。

現在の日比谷高校は、50年前の学校群制度導入とは逆の前向きな意味で、当時と同様にカオス的な社会の価値観の再構築の過渡期の中にあると思うのです。

トランプ後の世界を多くの人が漠然と不安に思っているように、既存価値観が転換する歴史的な移行期にあっては、社会は一時的に不確かな状態に陥るのです。
信じられないようなニュースが信じられないタイミングで飛び込んでくる。全てが繋がっているように思います。
その中で、多くの受験生や保護者の方が迷っています。
どこを選び、どこに進めばいいのだろうと。

こうした状況の中、どんなに優秀な生徒も不安にならないわけがありません
君は不安であることをマイナスに感じなくてもいい。それが自然な感覚なんです。

50年前と異なる点は、情報化社会が進歩していることです。
ただこの事実は、様々な情報を容易に得ることができると同時に、不安心理を必要以上に煽られるということでもあります。
ですから受験生の君には、スマホでの受験に関する掲示板情報の検索を必要以上に行わないことをお勧めします

本ブログを含むウェブ上の誰かの意見に耳を傾けるよりも、塾の先生に相談するよりも、君が目指す高校の先生方の声に耳を傾け、悩みや疑問を直接ぶつけてみたらいかがでしょうか。
スマホ上の価値観ではなく、自分の五感を信じる方が君らしい。

悩める君はウェブ上の想像の産物を必死にかき集めるよりも、ちょっと半日、紅葉降り注ぐ星陵の丘に足を運んで憧れの高校の土を踏み、君のために待っていてくれる先生方に会いに行ってはいかがでしょうか。

具体的な回答が得られなかったとしても、受験本番までの励みになればそれで十分ではないでしょうか。あるいはライバルたちの顔を見て、また気持ちを引き締める。

日比谷の先生方はみな、これからの学校や社会のリーダーとなるべき真摯に悩める君の力になることを、きっと待っていると思います。
逆に、悩むことなく目標に一直線の君は、その力強い信念を持ち続け、そのまま迷うことなくゴールに向かってしっかりと進むことができますように。

ではまた次回。

 

 君の不安への回答がここに。内申点と試験得点の関係に迫る 


直近平成28年度入試の合格点に迫る