日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

日比谷高校第一志望ながら、日比谷、開成、塾高のどこに入学すべきか、都立合格発表まで悩んだ父親が贈る、上をめざす君と家族を応援する徒然日記

日比谷高校 星陵祭に行こう!

2017年9月9日更新:

 今回は情報の秋の第3弾、日比谷高校の文化祭であり、学校三大行事の最後を飾る、星陵祭についてお話します。

日比谷高校は前後二期制をとっており、動の前期、静の後期と呼ばれています
入学直後、5月の体育大会、6月の合唱祭、そして夏休みを挟んで9月の星陵祭、1年の前半に大きなイベントが集中しています。
このうち一般に公開されるのは、星陵祭のみとなります。 

2017年度 星陵祭の日程

 9 月23日(土)
    8:30 受付開始(整理券配布開始)
    9:10 展示・公演開始
  15:30 受付終了
  16:00 終了

 9 月 24日(日)
  
 8:30 受付開始(整理券配布開始)
    9:30 展示・公演開始
  14:30 受付終了
  14:50 終了


星陵祭は、2015年度は約7,300人、毎年6~7,000人程度が2日間で訪れる文化祭です。
2016年度は8,000人を超えました。2017年度は更に来場者が増えるでしょう。

クラス対抗の演劇祭と文化部の活動発表が中心となりますので、模擬店などはありません。レクリエーション的なイベント祭ではなく、演劇のクオリティを競い合う、硬派な学園祭といえるでしょう。

各クラスの教室が小劇場となり、3学年x8クラス、合計24公演が同時並行的に行われます
観劇するためには、各公演とも基本的に入場整理券が必要となりますので、日比谷の門を入ったら先ず、目の前の赤レンガ棟のアーケードをくぐり、星陵像が建つ突き当り右側の校舎にある会議室で、予め整理券(もちろん無料)を入手する必要があります。

特に3年生の公演を中心に、早い時間に満員御礼になりますので、意中の上演がある場合には早めに訪問するようにしたいです。
日比谷高校は2、3年生はクラス替えがなく企画や準備に時間が取れる事と、高校生活最後の大イベントとなり熱の入りようが違いますから、3年生の演劇のクオリティは特に高いものがあります。

星稜祭を節目に、各学年とも静の後期、特に3年生は受験モードに切り替わります。

星陵祭の歴史は浅くて新しい?

 この星陵祭は、今回が第4241となります。
先に紹介した、勝山臨海合宿とは歴史がだいぶ異なります。 

第126回ということは、126年間続いている行事ということなのでしょうか? 実はそうなんです。第1回は明治24年です。

いざ、伝統の第126回 勝山臨海合宿 - 日比谷高校を志す君に贈る父の言葉


2016年が第41回ということは、第1回目は1976年、昭和51年となります。

この年は、現在再び脚光を浴びている、田中角栄のロッキード事件の年、年間アルバム1位を「およげ!たいやきくん」が獲得した年です。
「むぁいにち、むぁいにち、僕らは鉄板の~」ですね。
曲がヒットしても、音楽会社との契約により印税が入ってこないんだとか、小学生ながらにそんな会話をしていた思い出があります。スーパーカー消しゴムとか、そんなものを集めていた時代です。

閑話休題、学校の長い歴史と比べると、まだまだ新しい星陵祭ですが、行事の成り立ちなどを語った資料がないので発足当時の状況などの詳細は分かりません。
ただし第1回星陵祭前後の日比谷高校の歴史を見ると、

 昭和24年(1949年)
   PTA発足

 昭和25年(1950年)
   東京都立日比谷高等学校と改称
   男女共学制実施
   (1学年男子300名、女子100名/ 8学級)

 昭和48年(1973年)
    運動場用地取得

 昭和53年(1978年)
   日比谷高校100周年記念式典
   校舎全面改築開始


となっていますから、戦後の復興から高度成長期の時代、現在に続く新しい教育体系と高校整備を進める中で発足した行事ではないかと想像します。あるいは、長く継続した学園祭の内容や運営方式が変わって、名前を新たに再スタートしたのかもしれません。

 

星陵の丘と日枝神社

 日比谷高校を表現する言葉として常に登場するのが、「星陵」という言葉です。

これは、日比谷高校の敷地が、山王祭で知られる日枝神社と同じ「星が丘」と呼ばれる高台にあることに由来します。

グーグルマップなどで確認すると、日比谷高校と日枝神社は校舎と伽藍配置もほぼ同じ、日本の政治の中心永田町の丘の上、首相官邸や国会議事堂などに囲まれる森の中、都会の喧騒とは離れた驚くほど静かな環境の中に並立して建っています。

外堀通り、赤坂見附駅から日比谷高校へ向かう、通称「遅刻坂」と呼ばれる急な坂を歩けば、その星陵の丘の地理的特徴を体感することができます
短い距離ですが、日ごろ運動不足の君には息が切れる行程となるでしょう。

坂の上には、日比谷高校の通用門とメキシコ大使館の正門があります。
この通用門が日常の主な入口になりますが、実は日比谷の正門は、日枝神社の表参道である山王男坂と山王女坂の起点となる場所に、大正時代の面影を残しながら静かに佇んでいます

日比谷高校高校正門写真

ここは日比谷高校訪問時の絶好の撮影スポット。
残念ながら星陵祭期間中に門は開いていませんが、時間があればせっかくですから、大正期の建築遺産である正門にも回ってみてはいかがでしょうか。

そしてできれば少し足を延ばして、日比谷正門前の表参道から日枝神社を参拝すると、何体もの猿神さまのお出迎えを受けます。
合格祈願を謳った神社ではないようですが、日比谷の生徒や受験当日の君を傍でいつも見守ってくれる氏神様ですから。
かわいらしいお猿さんの顔をあしらったお守りなども、これから残り半年間の受験勉強の悩みから再度君を奮い立たせる、合格を誓う決意の証となりそうです。

さてこの秋、受験生の君は、学校説明会、公開授業、そして星陵祭と、日比谷高校に直接触れる機会が、少なくとも3回は訪れます

本日9月10日現在であれば、受験生の君は、まだどの行事にも参加できるのです。

星陵祭の期間中、学校主催の「入学相談コーナー」も開かれていますから、受験の相談を直接職員に尋ねることもできるのです。
まずは、事前申し込みの必要のない星陵祭に、ご家族や受験の仲間たちと一緒に出掛けてみてはいかがでしょうか。 

もしかすると君の想像とは異なる、日比谷生の動である素顔の一面が垣間見えることと思います。

ではまた次回。

東洋経済「高校力」でも紹介された、星陵祭のレビューはこちら  

8つの教えに触れる2日間。2017年星陵祭 

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