2016-01-01から1年間の記事一覧

駿台模試の3年推移で見る、日比谷、開成合格の軌跡と入試直前対策

小学生時代、中学受験や塾というものに無縁だった生徒が、どのような軌跡をたどって難関高校合格に至ったのか、駿台模試の3年間の推移を見ながら、受験本番直前までの対応について考えます。

平成29年度推薦入試が、小論文重視に転じた理由

推薦入試まで残り1ヶ月余り。推薦直前期ともいえるこの時期、推薦を受験する君にとっての気になる話題、『日比谷高校はなぜ推薦入試の得点配分を突然変更したのか?』について、そこに隠された日比谷高校のメッセージについて考えてみたいと思います。

平成30年度 自校作成問題復活に見る、都立高校改革の行く先

2016年現在中学2年生の君が受験生となる平成30年度入試より、再び自校作成問題に戻ります。東京都教育委員会は、都立の各高校が個性的な校風や伝統を持った学校であることを強く推奨し、そのために入学試験を通じて受験生や都民全般にその旨を意思表示する…

漱石先輩永眠100年に想ふ ~夏目漱石と日比谷高校の結び

本日12月9日は日比谷高校の大先輩、夏目漱石の没後100年。今回は私が一番影響を受けた文筆家である漱石の作品に触れながら、日比谷高校と夏目漱石の現在に続く不思議なつながりについてお話しします。

併願優遇制度と偏差値の上昇 ~人気進学校はこう作られる

少子化の中、生徒獲得に生き残りをかけた中堅私立進学校にとっては、世間や保護者の評価を得て認められることは重要な経営課題です。わが家の併願校選びを通して体験した、新興校が人気校となるための生徒獲得に向けた対策について考えます。

悩むより志望校に聴け! 日比谷高校入学相談会12月最終開催

受験生と保護者の不安を解消すべく、日比谷をはじめとする都立の各高校では、中学校との三者面談が始まる志望校選定時期のこの12月に、最後の受験相談会や学校説明会を実施します。今回は、志望校選定や受験最後の勉強方法で悩める君のために、最後の学校訪…

内申点45なら推薦入試を受けるべきか?

長男は内申45の満点にも関わらず、推薦入試は受けませんでした。今回は、志望校の推薦入試を受けるべきかどうか、悩む受験生と保護者の葛藤について考えます。

週刊ダイヤモンド「最強の高校」にみる日比谷高校の軌跡

週刊ダイヤモンド「最強の高校」。開成を中心とした名門中高一貫校の実績を讃えた記事が中心であるにもかかわらず、日比谷高校の大きな存在感が浮かび上がってきます。50年経っても腐らない日比谷ブランドに迫ります。

日比谷高生の出身中学と住まいを考える

平成27・28年度の日比谷高校合格者実績を確認し、日比谷に強い中学校や居住エリアについて考えます。毎年複数の合格者を輩出する公立中学校は確かに存在ます。何か共通点があるのでしょうか。

トランプはマトリクスから世界を取り戻す救世主か?

間近に迫っただアメリカ大統領選挙。トランプへの執拗なネガティブキャンペーンにもかかわらず、彼は失墜しないどころか、むしろ気炎が上がっているようにも見えます。何故でしょう?今回は、赤い政党か青い政党か、選択の意味について考えます。

中高一貫進学校のガラパゴス化とグレートウォール

高校入学枠を減らし続ける中高一貫校。諸外国に対して門戸を開き多様性を認めるグローバル社会にありながら、なぜ外部に対して城壁を築き、門を閉じて内籠りなガラパゴス化に向かうのか、考えてみたいと思います。

内申点と合格点の探求 ~何点必要か?確認編

間もなく受験内申点が確定します。今回は獲得した内申点を基に、試験当日何点取れば合格できるのかについて検討したいと思います。内申点の謎を覗いてみましょう。

週刊東洋経済『高校力』、『ザ・名門高校』に思う

週刊東洋経済『高校力』、『ザ・名門高校』で公立の代表として存在感を増す日比谷高校。学校群制度導入と1964年および2020年の東京オリンピック、半世紀周期で現れる歴史との深いつながりについて考えます。

2016年度 日比谷高校合格点ボーダー検証

都立入試制度改訂初年度となる、平成28年入試の結果から、日比谷高校の最新合格ボーダーラインを検証します。平成29年度入試はこの28年度入試が参考となりますので、非常に重要な情報です。

日々父ブログ・サイトポリシー

当日比父ブログのサイトポリシーをお届けします。ブログを閲覧、再掲載、リンクの設定など行う際はあらかじめ一読ください。

推薦入試激変!平成29年配点変更あり

平成29年度の日比谷高校推薦入試の得点配分が劇的に変わりました。面接と小論文の得点ウエイトが入れ替わり、小論文重視となりました。日比谷の推薦を検討している君にとっては、大きな影響があります。

2016年 日比谷高校星陵祭レビュー

2016年度日比谷高校星陵祭の様子についてお届けします。2日間とも受け付け開始前から長蛇の列。演劇の公演中心の学園祭の何が人々を惹きつけるのか。探ります。

開成を辞退し、日比谷に進学する受験生は本当にいるのか?

今回は日比谷高校を目指す男子の併願候補の一つ、私学の雄である開成高校の合格辞退についてお話しします。開成高校合格者が、どれほど日比谷に入学するのでしょうか。

日比谷高校 星陵祭に行こう!

今年も日比谷高校星陵祭の季節がやってきました。NHK『探検バクモン』で紹介された、生きる力の授業を生で体験する機会です。

世界一受けたい授業~日比谷の授業を体験しよう2018

世界一受けたい日比谷高校の公開授業。中高一貫校と比べると、高校入学時の学習進度にハンデがあるにもかかわらず、大学合格実績は伸びています。日比谷の授業に秘密でもあるのでしょうか?自分の目で確かめるチャンスです。

学校説明会へGO! 入試レア情報ゲット 2017

2学期は情報収集の秋です。受験生が求める志望校の合格ボーダーや内申点など、前年度の入試結果を知る方法、しかも高校が直接発表する、確かな入試情報を知る方法があります。それは...

日比谷高校の合格ボーダーラインを知る

受験生が一番気になる情報の一つが、志望校の合格ボーダーライン。日比谷高校ではこの3年間毎年合格点が急激に高まっていました。3教科自校作成問題となる平成30年度は、平成27年度入試の合格点あたりに回帰するのでしょうか。2015年当時の合格ボーダーを…

オリンピックにみる、君が代と日の丸の美しさ

リオ・オリンピックの日本のプレゼンは素晴らしかったですね。今回は、国家への帰属を強く意識するオリンピックを通じて感じた、学校における日本人のアイデンティティ教育の在り方について考えたいと思います。学校での君が代斉唱をどう思うかと問われたら…

内申点と合格点の探求 ~分析基礎編

都立高校入試の特徴の一つであり、受験対策が複雑多様化する要因でもあり、少し皮肉を込めて表現すれば、入試に関わる悲喜劇を華やかに演出する内申点について、考えます。

求む! 日比谷高校教員募集

都立トップ高校の教員ってどのようなイメージでしょう?そして、どうやって日比谷高校への赴任が決定されるのでしょうか?大学受験英単語集のバイブル、青春出版社の「試験に出る英単語」の著者、森一郎は、日比谷高校の現役英語教師時代にコツコツとこの画…

学習塾選び、悩める君が確認すべき2つのこと

トップ校を受験する場合、塾を利用する受験生は多いと思います。塾選びで大切なことは、合格実績以上に信頼できる関係が構築できるかどうか。今回は、信頼できるパートナーとなる学習塾の見分け方について考えます。

塾と中高一貫私立高校と東京都知事選に見る、不都合な真実  ~社会の深層

東京都知事選も決着がつきましたね。都知事選の結果は、都立高校、特に進学指導重点校の在り方にとんでもなく大きな影響が出る可能性があります。過去の事例で見ると、いわゆる「日比谷潰し」と俗に呼ばれる、昭和42年から実施された学校群制度の導入です。

いざ、伝統の第129回 勝山臨海合宿~日本泳法の伝承

今年も日比谷高校夏の伝統行事、勝山臨海合宿の季節がやってきました。明治24から続く自主参加の臨海学校です。司馬遼太郎「坂の上の雲」にも登場する、日本古来の泳法神伝流を習得し、遥か沖合隣町の海岸まで約3キロを隊伍を組んで遠泳を行います。

塾選びの前に君がすべき、4つの自己分析

日比谷高校に合格するためには、どの塾が一番よいのでしょうか?合格のために塾を戦略的に利用するには、それを確認する前に、自ら整理しておかなければならない大事なことがあります。今回はそれをお話しします。

グーグルは君を見ている ~情報統制プラットフォーム

GAFAやビッグテックという言葉が現れる少し前、本ブログを開設した直後に、グーグルから退場処分を受ける事件が発生しました。パンデミックの中、YouTubeやSNSの情報統制のベースとなる状況について考えます。