【動画】世田谷区桜丘中学と内申ランキング

世田谷区桜丘中学と内申ランキング

  • 校則廃止
  • 宿題廃止
  • 定期テスト廃止
  • 服装髪型自由
  • スマホ持込み自由
  • 登校時間自由
  • 学習場所自由

といった規格外の学校運営で話題となった世田谷区立桜丘中学校。

実は生徒が獲得する標準内申点についても、規格外に高い状況があります。

同校に通学する生徒は、都内全公立中学校の標準内申点と比較して、都立高校入試の合否判定得点で35点分(入試得点では25点分)のボーナスポイントを手にしていることと同義のアドバンテージがあります。

世田谷区桜丘中学周辺公立中学校

小田急線の梅が丘、経堂、千歳船橋と、東急田園都市線の駒沢大学、桜新町、用賀に囲まれた地域は、桜丘の他に弦巻中、用賀中、世田谷中といった区内でも内申点の相対的に高い中学校が点在している一方、世田谷区で最も内申点の厳しい駒沢中学も同エリア内に位置し、内申点の高低が、生徒の資質や保護者の年収などの影響ではなく、学校側の運営方針や教師の資質によって決まる可能性が高いことが示唆されます。

駒沢中学は、全都中学平均と比較しても約10点ほど標準内申点が低いため、桜丘中学と比較すると、都立高校入試における内申点は45点(入試の得点で32点分)もの開きが生じ、同じルール上での平等な入試制度とはみなしにくい状況が現に存在します。

桜丘中学では、国・数・英・理と音楽・技術家庭の6科目について、内申評価5の生徒の割合が最も高く、この中でも国語、数学、音楽に至っては、ほぼ4割の生徒が内申5を獲得する状況です。

何故同校の標準内申点がこれほど高いのか、その評価方法が妥当だとする場合に、何故他の学校がその運営方法を導入しないのか、そうした疑問について動画の中で詳しく解説します。

世田谷区にお住まいの公立中学校に通う生徒や保護者の方で、社会の現実を垣間見るのが怖いと感じる方は、本動画をご覧いただかない方がよいかもしれません。

自分の学校が内申点の低い学校だった場合、人によっては現実の理不尽さに打ちひしがれる可能性があるからです。覚悟を決めてご覧ください。

ではまた次回。

[ブログ]桜丘中学と内申ランキング

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