新型コロナワクチン3回目の接種が12月から始まることがアナウンスされる一方、引き続きコロナワクチン自体が危険なものだと主張する方が一定数いることも確かです。
接種後の副反応が大小さまざま存在することは、周知の事実として認識されているように感じますが、こと死亡に関しては、政府が関連死亡数を発表してはいるものの、ワクチン反対派の間では、公表値に納得していない様子が伺えます。
反対派の方がざわつくのは、mRNAワクチンという人類初の薬剤に対し、将来的な安全性が確認されていないということもありますが、直接的には2021年ワクチン接種開始のタイミングに従うように、国内総死亡数の顕著な増加がみられるという、いわゆる「超過死亡」を問題視しているからです。
このグラフは、厚生労働省が公表する人口動態統計を基に、平成23年2011年から令和2年2020年までの10年間の平均死亡数と、各年度の死亡数の差数を示したものです。
この10年平均に対して顕著な乖離を示しているのは、平成23年2月のマイナスと、令和3年今年の4月以降続く著しいプラスなります。
統計の力を信じる場合、これらの特異値が現れる背景には、特別な社会環境が潜んでいるということになります。そして2021年度については、新型コロナワクチン接種と時期が重なるということで、接種反対派の方々がざわついているという訳です。
本編では、この点について詳しい統計値を確認しながら、ワクチン接種と死亡数の増加の因果関係について迫ろうと試みています。
詳しい内容については、以下のページをご覧ください。
ではまた次回。