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日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

日比谷高校第一志望ながら、日比谷、開成、塾高のどこに入学すべきか、都立合格発表まで悩んだ父親が贈る、上をめざす君と家族を応援する徒然日記

大失敗で大成功!? わが家の塾選び

 今回は君やご両親の最大関心ごとの一つである学習塾選びについて、当家の失敗談を通じて触れたいと思います。

わが家は中学入学の時点で、既に日比谷高校進学を第一目標として考えていました。

とは言っても中学受験もしていませんし、小学校の高学年を海外で過ごしていますから、それまでは塾のお世話になったこともありません。家族間で声に出して希望校について確認はしていましたが、何か明確な戦略があったわけではなく、ただ漠然とそう考えていたにすぎないのです。

 

ここで一つ言えることは、

中学受験勉強を一切経験していなくても、日比谷高校や開成高校には合格できる

という事実です。少なくとも我が家の真実です。

 

都立を目指す我が家が選んだ塾の謎

 さて上記のような前置きを念頭に、塾選びについてお話しすると、結果オーライではありますが、本当に失敗組だと言えるのです。

何が失敗かといって、中学入学時点で都立高校を絶対的な第一志望にしているにもかかわらず、何と早慶難関私立の合格実績を売りにしている塾を選択してしまったのです

 あまりに無知でした。

この結果、我が子の日比谷高校受験対策は、何と入試直前の最後の2週間程度しかしていない、という事態が後から発覚したのです。

中3の受験期間中に、我が子に日比谷の対策してる?と度々声をかけても、ずっと生返事。結果的には1年を通して都立の対策など全くしていなかったのです。親としては最低限、日比谷高校だけに受かればよいとずっと考えていたのですが、愚息の頭の中は全く違っており、

  日比谷の受験対策なんてない!

と毎回怒りだす始末。受験勉強に取り組み始めたのは3年生になってからですが、結局いつの間にか駿台模試などの成績もドンドン上がり、都立トップ校の入試レベルを超えた受験勉強に精を出す日々が続いたのです。

確実に前に進んでいるようにも見えるし、目標からは遠ざかっているようにも感じるし、良いやら悪いやら、落ち着かない日々の連続。このため、家庭内で不協和音が生じることしきり、本当にヤキモキする1年間を過ごしたのでした。

 

戦略のない塾選びの末に

ではなぜ、難関私立受験を売りにする塾を選択したのでしょうか?

これが実にあどけないというか、恥ずかしいというか、全く非戦略的としか言えないのですが、

 家から近いから

なのです。今思うと笑ってしまいますね。しかも家の周りには、都立受験を売りにする他の塾もいくつかあるにも関わらずです。なぜその塾を選択したのかというと、

 散歩の途中でたまたま覗いてみたから

もう喜劇です。今思うと、何でこんな事で塾を決めてしまったのか、当然、学習塾であれば都立志望と伝えればその対策をするものと勝手に思い込んでいたのです。塾のポスター上にも、最大ではないですが日比谷高校の合格実績もはっきり謳っているのです。

ただ振り返ってみると、たまたま寄った際の塾の担当との会話も噛み合っていませんでしたし、日比谷一択志望との話に相手もポカンとしていました。

このように塾の何たるかも分からず、他の塾との比較検討も全く行わないまま、早慶難関私立受験志向の学習塾に、様子見を兼ねて、とりあえず英数のみ通うことになったのです。ちょうど初めての定期試験が終わる時期、試験結果が帰ってきていないこともありなんとなく落ち着かず、2年後に始まる高校受験も気になったのでしょう。

 

 今にして思えば、開成は合格しないでもよいので、もっと経済的で第一志望の日比谷高校に一直線に向かうような塾選択があったようにも思いますし、逆に都立入試問題レベルを超えた受験勉強を経験したからこそ、入学時点での心や学力面での余裕が生まれているとも言えます。

少なくとも、塾を替えることも含めて真剣に悩んだ経験をした今であれば、これから続く受験生やそのご両親に対して、志望校や個人の学力に応じた塾選びについて、アドバイスできることもあると思うのです。

少し長くなりそうなので、この続きは次の機会にお話ししたいと思います。


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