【動画】日比谷高校を志す君に贈る父の言葉

 『日比谷高校を志す君に贈る父の言葉』は、2016年7月に個人ブログとしてスタートしました。

あれから既に6年、日頃の業務が忙しく、また情報の整理がつかず思うように情報発信が進まない中で、何とか止めることなく週1本の更新を目標に続けてきました。

途中コロナ禍で実験的に始めてみたYouTubeですが、自分なりの動画スタイルが確立せず、また各種デバイスや編集ツールも思うように活用できない中、動画を制作すること自体が苦痛で長くは続きませんでした。

子供たちの輝かしい成長の日々が失われる中で、陰鬱な気持ちになっていたこともあったかもしれません。

この2年ほどは、情報発信者としての立場というよりは、むしろ他者が発信する情報をYouTube上でただただ受け流すという思考停止の日々だったように思います。

情報発信者としての再覚醒

 ところが2022年の9月に入り、突如として気持ちの変化が訪れます。

8月末から、何となく音声配信への新たな欲求が芽生え始めていたところに、あるきっかけで配信そのものが楽しいひと時として感じるようになったのです。

そのきっかけは、少し高価なマイクを1本購入したことですが、その結果、情報発信者としての意識に明らかな変化が現れました。

YouTubeをはじめ、音声による発生自体が楽しく感じるようになり、しかも悩みの種だった動画のスタイルも、突如として自分なりの構成が見つかったのです。

避けていた動画編集やBGM収録についても解決策が突如閃き、PC附属の簡易アクセサリーツールを使うことで、時間のかかる高度な編集を避けながら、あくまでブログで実績のある文章そのものをコンテンツの最大価値として認識し、その内容をあるがままに音声で視聴者にお届けすることで、最小限の労力で最大限の価値を発揮する動画作成を目指すことができるようになったのです。

終いには、Podcastによる音声番組まで一気に開設する始末。

ナレーションが噛み噛みなのは素人番組初期の仕方のない状況としてお許しいただき、次はどのあたりで壁にぶつかるか分かりませんが、個人の想いを社会に問う手段として、またプロモーションやセルフブランディングの実証実験を兼ねたある種の社会実験として、楽しみながら引き続き少しずつ情報発信を続けたいと考えています。

これからの夢

 今後の夢としては、子供たちを音声番組に迎え、受験期のアドバイスをはじめ読者や視聴者からの質問などの受け答えをコンテンツとして配信することに加え、家族以外の仲間を募って情報交換や交流を行うなど、ブログとYouTubeとPodcastを一体化したある種の立体的なマルチ・コミュニケーション・プラットフォームとして、この日比父ブログを育てていければよいなと考えています。

そして何より、一企業人としての立場を卒業した暁には、自ら画面に登場して直接語りかけるような発信を行いたいと考えています。

その一つの区切りとなる60歳まではまだそれなりに長い時間が残されていますが、その齢を待ってから行動を起こすのではなく、それより前に次のステップに踏み出せるよう、あくまで個人の趣味として楽しみながら、情報プラットフォームを社会の中で育てていきたいと考えています。

世界はもとより足元の生活も見通しが利きにくい混沌とした日々の中で、あくまでも前向きに、あるべき未来の実現に向けて貢献できれば良いなと考えています。

今回は、これからの情報発信の在り方について、現在考えている方向性をお話ししてみました。

今後の展開に是非ご期待ください。

ではまた次回。