東大五月祭と乃木坂10thバスラ同日開催

東京大学第95回五月祭りホームページ

東京大学第95回五月祭りホームページ

 東大五月祭に行ってきました。

今年は3年ぶりのリアル開催であり、コロナ感染拡大を引続き警戒しての事前WEB申請による入場制限があったため、結果的に私自身は当選し、妻は落選ということで一人で訪問しました。

第95回東京大学五月祭

東大赤門

東大正門

2022五月祭の東大赤門と正門

今年学部4回生である長男が東大に入学した3年前の初めての五月祭では、本郷三丁目の駅からずっと人混みが続く状況でしたが、今年は人もまばらで赤門および正門前もほとんど人が見られない状況です。

東京大学五月祭銀杏並木14:00頃

東京大学五月祭銀杏並木14:00頃

正門で入場の受付を行って校内に入ると、安田講堂まで続く銀杏並木は雨に濡れてきらきらと美しく新緑を輝かせながら、訪問者を優しく包みこみます。

初日の14時頃に訪問しましたが、人影はまばらで銀杏の木々もどこか悲しげです。

そして何といっても、飲食を提供する模擬店は一切見られず、物品販売や余興を行うテントだけがわずかに出店している状況がありました。

五月祭安田講堂前

五月祭安田講堂ステージ

五月祭安田講堂ステージ

その時間、安田講堂メインステージではK-POPチームのダンスが行われていましたが、入場者そのものが少ないことから、例年のような盛り上がりは見込めない状況です。

今年の五月祭は、東大生自信も自由に入場を認められないという厳しめの事前抽選が実施されましたが、写真でも伝わる通り、実際に訪問した立場からすると、ソーシャルディスタンスを十分確保する状況でもあと5倍から10倍程度は入場を認めてよかったのではないかと思います。

そして入場制限に加え、各教室等で行われるイベントに対しても事前登録が必要な二重規制が実施されたため、どのイベントも訪問客がまばらという印象を受けました。

結果論に過ぎないとは思いますが、今回程度の厳しめの入場制限を行う場合は、入構後の各種イベントへの参加は自由行動でよかったのではないかと感じました。

この辺りは防災研辺りが事前の行動シミュレーションを行った上での運用ルールの策定があったのかも分かりませんが、大学側も主催者側も、少し感染症対策に神経質すぎるような印象です。

そうはいっても、万一東大の学園祭でクラスターが発生すると、大々的にネガティブな報道が行われて国内全ての学校イベントへの影響が懸念されることから、念には念を入れての保守的な運営判断だったのかもしれません。

いずれにしても東大がこのような状況ですから、小中高校における学校イベントへの保護者参加について、3年生の保護者のみであるとか、各家庭一人限りといった制限がかかるのも無理はないといったところです。

首相の発言内容を見ていても、学校の開放にはまだまだ時間がかかりそうです。

乃木坂10thバースデーライブ

乃木坂10thバースデーライブ

乃木坂10thバースデーライブ

そのように制限の多い中で行われた2022年の東大五月祭ですが、同日夕方から開催された日産スタジアムのイベント会場ではフルキャパでの開催が見られました。

乃木坂46の10周年ライブコンサートです。

こちらはスタジアムの最大キャパ相当となる70,000人を迎えての2日間のイベントとなり、サプライズ演出などからも大歓声の上がる相当の盛り上がりとなったようです。

商業イベントと学校イベントの差こそあれ、感染症対策という面で差をつけるのは合理的な考え方ではありませんから、東大辺りが積極的に学生イベントの正常開催に向けて先頭を走ることを期待したいです。

久しぶりの安田講堂

 今年の五月祭では、自由に展示を見ることも叶わないので、現役生が解説する東大見学ツアーに参加して校内の歴史建造物を見て回りました。

五月祭東大見学ツアー

五月祭東大見学ツアー

帝国大学下水マンホール

帝国大学下水マンホール

法文館前に敷かれた「帝大下水」と書かれたこのマンホールは、日本で2番目に古いマンホールだそうです。1番古いものはどこにあるのかなと思いつつ、結局確認できないままツアーは終了しました。

そして久しぶりの安田講堂を体験するために事前予約した東京大学ブラスアカデミーのアンサンブルを聴いて家路に着きました。

東大内にはいくつかの吹奏楽団がありますが、東京大学吹奏楽部は他大学の生徒も参加するインカレサークル、こちらのブラスアカデミーは東大生のみで構成された楽団だということです。

コロナ対策からか、20分と短く小編成でのコンサートとなりましたが、久しぶりに耳にする学生の生演奏にしばし心休まる時間を過ごすことができました。

帝国大学下水マンホール

東大ブラスアカデミーin安田講堂

学校行事の通常開催に向けて

 大学も義務教育課程も、現実的には学校生活はまだまだパンデミック禍の非常事態の中にあります。

子の充実した学生生活を願う親の立場からすると、マスクを着けたままの部活動をはじめ、黙食が推奨されるような現在の状況を見聞きする度にやるせない思いに駆られます。

しかしながら、日本政府の言動や発信内容を見ている限り、まだなかなかコロナ前の生活には戻りそうもありません。もしかすると、かつての生活を取り戻す気がないのかもしれません。

安田講堂と五月祭スタッフ

安田講堂と五月祭スタッフ

その様な特殊な状況の中で行われた2022年度の東大五月祭は、物静かでゆっくりとした時間が流れるイベントとなりました。

まだまだパンデミックの様相から抜け出すことができない日本社会においては、今年の不自由な開催形式はある意味止むを得ない苦渋の選択だったのかもしれません。

更に1年オンライン開催になるところを、ギリギリライブに漕ぎつけたということもあるでしょう。

いずれにしても、学生の生活が人的交流を前提とした従来からの活気ある経験の場となるよう、保護者としては願わずにはいられません。

今年の五月祭開催に際しては、先にお伝えした通り、もう少し観客を入れてもよかったのではないかなど、周囲からの様々な意見や雑音もあることと思います。

とはいえ準備段階から先が読めず様々な困難や決断が求められるイベント運営であったことは間違いないでしょう。その様な中で3年ぶりのリアル開催が実施できたことに対し、保護者の一人として実行委員会の皆様の尽力に感謝と敬意を表したいと思います。

来年は、より活況のある状態での開催が実現しますように。

ではまた次回。